DATE : 2007/08/02 (Thu)
10万km無効間でノートラブルということもあるが、
実際には数万km程度の走行でもATFは劣化している。
ATFの交換でもっとも安価なのは、専用ポンプでレベルゲージのパイプから
古いATFを吸い出しながら新しいATFを注入するやりかた。
カー用品店やスタンドではこの方法が多いが、
長距離を無交換のATFだと注入された新しいATFによって、
汚れが浮き上がり、油圧経路を詰まらせて故障することがある。
そのため、5万km~7万kmの間で、店によって異なるが、
一定の距離を走っているとATF交換を断られることもある。
このため、1回目のATF交換は5万kmまでにしておきたい。
もし、20万kmを目指すのであれば、2度目の交換では
AT内部を清掃してもらうといい。
費用はかかるが、オイルパンを外して内部のストレーナ(フィルター)を掃除してから
ATFを交換すれば、ATが快調になり寿命も延びる。
どうせならオーバーホールも受けて、クラッチなどの内部の消耗部品を交換すればベストだ。
DATE : 2007/08/02 (Thu)
クルマには様々なオイルが使用されている。
エンジン・オイルだけではなく他のオイル類も交換しよう。
FF車の場合、デフオイルはトランスミッションオイルと共用なので、
デフオイルを単独で交換する必要はないが、
FR車と4WD車では定期的な交換が必要だ。
エンジンオイルほど過酷な環境では使われていないが少しずつ劣化する。
5万kmあたりから急激に性能が低下するので、この時期に交換したい。
マニュアルミッションオイルの寿命も同程度だ。
なお、デフがLSDの場合はデフオイルの劣化は早い。
ビスカス式LSDやトルセン式LSDなら2万km。
機械式(摩擦式)LSDのSUVで悪路走行が多いなら1万kmで交換したい。
DATE : 2007/08/02 (Thu)
これを超えても急激にエンジンの調子が悪くなるわけではないが
燃費の悪化やパワーダウンは起こっている。
遅くとも5万kmごとには交換したい。
最近では新車時から白金プラグを使用しているクルマも多い。
電極が丈夫で汚れがつきにくいので、10万kmを超える耐久力がある。
15万kmあたりまで使えることもあるが、
長く乗り続けたいなら10万kmで交換したい。
ただし、市販の白金プラグのなかには電極にしか白金が使われていないものがある。
この場合、寿命は一般的なプラグと同様、遅くとも5万kmごとには交換したい。
DATE : 2007/08/02 (Thu)
エンジン・オイルの交換。
あなたはどのくらいのサイクルで交換していますか?
6カ月おきに点検に出しているのでそのときに交換している方。
カー用品専門店で5,000kmごとに交換している方。
適当に(笑) 交換したいなと思ったら交換している方。
オイル交換の仕方はオーナーによって様々です。
まさか、クルマを購入してから一度も交換していないとか、
車検の時に交換している・・・方はいないですよね?
エンジン・オイルは5,000km、もしくは半年で交換というのが一般的に言われている。
最近ではメーカー指定が1万kmや1年というクルマもあり、長寿命オイルも登場している。
メーカー指定は守るのが基本だが、クルマ1台ごとに、乗り方も違っているので、
オーナーにきちんとオイル交換のサイクルは決めてほしい。
走行距離が少なくて、日常の買い物程度のチョイ乗りが多いクルマは、
早めの交換がオススメ。
距離はメーカー指定距離に達していなくても、期間によりオイルは劣化していく。
そう、テンプラ油が空気や熱にさらされていると悪くなっていくように
エンジン・オイルも熱にさらされ、エンジン内部の汚れをとって、
どんどん劣化していくんだ。
チョイ乗りのクルマの場合、距離よりも時間でオイル交換をしたい。
半年に一度は交換したいね。
一方、指定期間より指定距離が先に訪れるクルマ。
半年に1万kmとか2万kmとかを走ってしまうクルマの場合だ。
この場合、高品質なクルマで指定距離より少し長めに走っても大丈夫だ。